樫本建設が考える、家を建てる時のポイントを3つご紹介します。
ポイント1 地盤の安心
家を買うことは「地盤」を買うこと。
私たちは地震大国、日本に暮しています。今、地震に負けない建物が求められ、震度7でも耐えられるように建築技術は日々進化しています。
しかし、いくら建物が地震に強くなっても、それを支える地盤が弱ければ建物は崩れてしまうかもしれません。実際に地盤が弱く、液状化現象によって建物が傾いてしまう事例も起きています。
これは、法律上で決められている地盤調査の項目では、地震に対する強度が担保されません。また、地震を想定せずに地盤改良工事を施してしまうことがあるのも原因の一つだと言われています。
そこで、土地を選ぶときに大切なポイントがあります。
・住みたい土地が安全かどうか事前に情報を集めること
・地震を想定して、地盤調査をして適切な改良工事をすること
・万が一のときに安心な補償を備えておくこと
では、どんなことに注意すればいいのでしょうか?
地盤を見ないで土地を買う。そんな時代は終わりました。
これまでの土地の買い方
周囲の環境や利便性を基準に、まず土地を決定。地盤リスクについての情報を得るのは、住宅プランができてから。ときには、地盤調査が住宅着工前日になる場合も。
これからの土地の買い方(本来あるべき買い方)
最初に地盤に関する事前情報を入手し、可能であれば事前に地盤調査を実施したうえで土地購入を検討。
地盤ネットの「地盤安心住宅®︎」
樫本建設の新築住宅は、地盤ネットの「地盤安心住宅®︎」に加入しますので、事前情報から地盤調査・補償までの安心を一緒に提供いたします。
「地盤安心住宅®︎」5つの安心STEP
STEP1 | 事前情報の見える化 |
天気予報を見るように、地盤情報をゲット。 調べたい場所の住所を入力・送信すれば、数秒でカルテが届く!「地盤安心カルテ®︎」は、インターネットで、いつでも誰でも手軽に利用できる無料の地盤診断サービスです。5項目のレーダーチャートとSAFETY SCORE(100点満点)、そして公示地価。本調査の前に、地盤の傾向を大きくつかみ、土地選びや家づくりに活用できます。 |
STEP2 | 調査の見える化 |
最高水準の精度で、地盤を見通す。 いよいよ、現地での地盤調査。人間の健康状態を診察するのと同じように、地盤を診断するさまざまな調査方法や機器があります。ポイントはやはり精度。地盤の状態を正確に把握できれば、対処の仕方も明解に見えてきます。最先端の技術とプロの眼が、地盤に潜むリスクをクリアに浮かび上がらせます。 |
STEP3 | 解析の見える化 |
本当に必要な対策を、高度に見極める。 「地盤=人間の身体」と考えると、不要なメスは入れない方がいい。自然地盤をいじらないで、基礎を強化することで安全を確保する。それが、地盤ネット社の地盤解析の基本スタンスです。高度な解析により過剰な改良工事を削減し、コストのみならず環境的にも負荷を軽減。最適な基礎仕様や改良工法を提案します。 |
STEP4 | 改良工事の見える化 |
公正な第三者の立場で、目を光らせる。 「地盤改良工事→安心」とは言い切れません。もし、その設計や施工に不具合があれば、工事後に不同沈下が発生するリスクが生じます。設計自体に問題はないか、改良工事はプラン通りに適正に行われているか。 高度な地盤知識を持った、中立の第三者による確認・監理は欠かせないのです。 |
STEP5 | 補償の見える化 |
地盤の専門医として、見守り続ける。 人間の身体が変化するように、地盤の状態も変化します。長い年月の間には、周辺環境が変化したり、時には自然災害に見舞われることもあるかもしれません。かけがえのない、あなたの地盤。定期的な健康診断や“補償”の制度を活用して、かしこく「まさか」に備えましょう。一生涯の安心を、地盤ネット社が守り続けます。 |
地盤について、補償されること
契約から最大22年間の安心・安全地盤補償
万一の事故(地盤の不同沈下)に備えて、一生涯にわたって更新できる安心の長期補償制度を提供します。
施主さま向けサービスで安心を提供
「地盤安心住宅®︎」の補償対象物件にお住まいの方向けのサービス「地盤ネット倶楽部」
平時には、戸建住宅の資産価値を維持することを目的としたサービスを提供し、有事(震度6強以上の地震発生時)には、地盤被害による住宅復旧の相談や各種代行、それに関わる費用の一部支援など普及支援サービスをご提供します。入会金や会費は無料です。
※地盤ネットについての詳細は、地盤ネットホームページをご確認ください。
ポイント2 建物の安心
住まいを守る法律があります
「住宅瑕疵担保履行法」により、新築住宅を供給する住宅事業者は、瑕疵の補修が確実に行えるように「保険」か「供託」によりあらかじめ補修に必要な資力を確保することが、義務づけられています。
まもりすまい保険(住宅瑕疵担保責任保険)
樫本建設は、住宅を新築する際に、必ず住宅保証株式会社が提供する「住宅瑕疵担保履行法」に対応した住宅瑕疵保険「まもりすまい保険」に加入します。まもりすまい保険が提供する安心ポイントは以下の通りです。
安心ポイント1 | 雨漏りや住宅の傾きなどの瑕疵(欠陥)の補習費用を10年間保険がサポート |
新築住宅のお引渡しから10年間、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分に瑕疵(欠陥)が発見された場合、住宅事業者は無料で補修します。補修費用等はまもりすまい保険がサポートしています。 |
保険の対象となる基本構造部分(例) |
安心ポイント2 | 工事中に、専門の検査員(建築士)が現場検査します |
「まもりすまい保険」では、設計施工基準を定めています。また、保険に加入される住宅は、この基準に基づき、工事中に専門の検査員による現場検査が行われます。 |
安心ポイント3 | 万が一、住宅事業者が倒産した場合には、直接、保険金が支払われます |
保険の対象となる部分に瑕疵(欠陥)が生じた場合に、住宅事業者が倒産していたとしても、住宅取得者の皆さまは住宅保証機構から直接、保険金の支払いを受けられます。 |
安心ポイント4 | トラブルにも対応しています |
万が一住宅事業者とトラブルになっても専門の紛争処理制度(あっせん、調停、仲裁)が利用できます。 |
※まもりすまい保険の詳細は、住宅保証機構ホームページをご確認ください。
ポイント3 業者の安心
人と人のつながりを大切に考える樫本建設
お客さまの立場に立って何が「安心・安全」かを徹底的に追求する。それが、樫本建設の住まいづくりです。ここでは、一般的な新築建設のお問い合わせからお引渡しまでの流れをご紹介します。
01 | お問い合わせ・ご相談 |
まずはお気軽にお問い合わせください。住まいについての豊富な知識を持ったスタッフが丁寧に対応させていただきます。 | |
02 | お打ち合わせ |
お客様の家づくりへのこだわりを受けとめるためにしっかりとヒアリングをさせていただきます。また、ご希望、ご条件、ご予算に添ったプランのアドバイスから資金計画のご相談、などなどご不明点はなんでもお気軽にお申し付けください。地盤リスクの事前確認も行います。 | |
03 | プラン作成・ご提案 |
お打ち合わせをふまえた上で、家の間取りプランをご提案させていただきます。 お客様のご要望・希望をしっかりと反映したプランを提案します。 | |
04 | お見積り説明 |
プランが決定したら、お見積書を提出します。 お見積りには、建物本体の工事費以外にも、付帯する工事費(ライフライン工事、測量、解体工事など)や諸経費(登記費用など)が含まれます。その一つ一つを丁寧に説明させていただきます。 | |
05 | ご契約 |
お見積り内容に納得いただきましたらご契約です。契約内容についても、ご不安な点や疑問点等がありましたら納得いくまでお尋ね下さい。 | |
06 | 地鎮祭 |
契約完了後、建築現場に地縄を張り、建物の位置を確認していただき、土地の神(氏神)を祝って土地を清めて、土地を利用させてもらう許しを得て、工事の安全と建物が末長く建っていられること、家の繁栄をお願いするための地鎮祭を行ないます。 | |
07 | 基礎・土台工事・上棟 |
建物を支える基礎が終わると、土台をしっかりと基礎に固定します。 さらに、柱や梁を組み立てて主要な骨組みを造ります。 その骨組みの一番上にある棟木を取り付けることを上棟と言います。 |
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08 | 屋根工事・外装工事 |
屋根を仕上げ、透湿防水シートを建物の外壁全体に貼ります。 このシートは湿気を通して水を防ぐシートです。その上に外壁を貼っていきます。 | |
09 | 内装工事・外構工事 |
床、天井、間仕切り、階段、敷居などを造ります。また、システムキッチンやユニットバス、トイレなどの取付、各設備の取付設置、天井や壁のクロスを貼ります。外構工事として、塀や生け垣、玄関周り、駐車場や庭の大枠を造り完成です。 | |
10 | 完了検査 |
検査機関による建築確認申請に基づいた完了検査を受けます。検査完了後、「まもりすまい保険」の保険証も交付されます。お客さまに、建物の内部をご確認いただきます。 | |
11 | お引渡し |
お引渡しの際は、お引渡し書類、各種保証書などのお渡しだけではなく、設備や機器にについて説明させていただきます。 | |
12 | アフターフォロー |
お渡し後からが長いお付き合いの始まりです。家のお手入れのご相談など、どんなことでもお気軽にご相談ください。 |